更新日 2017年1月16日(月曜日) ID 2-1-20-5839
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世界農業遺産「能登の里山里海」
「能登の里山里海」が世界農業遺産に認定されました
2011年(平成23年)6月、能登4市4町で構成する能登地域GIAHS推進協議会(七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、志賀町、中能登町、穴水町、能登町)が申請した「能登の里山里海」が、「トキと共生する佐渡の里山」とともに、日本で初めて世界農業遺産に認定されました。
2013年6月に宝達志水町が加わり、現在、能登地域GIAHS推進協議会は能登地域4市5町で構成されています。
世界農業遺産Q&A
Q1 世界農業遺産とは?
正式名称は世界重要農業遺産システム(GIAHS:Globally Inportant Agricultural Heritage Systems)。国連食糧農業機関(FAO)が2002年から開始したプロジェクトで、各国の多様な農業の存在を積極的に評価し、これを維持・活性化する仕組みであり、次世代へ継承する仕組みであり、重要な農法や生物多様性等を有する地域を認定する制度です。
Q2 目的は?
世界的に重要な農業上の土地利用、景観、生物多様性の保全を推進すること。地域に古くから伝わる農業や伝統的・文化的資源を活用しつつ、生物多様性の保全や生物資源の持続的な利用を図ります。
Q3 ユネスコ世界農業遺産との違いは?
ユネスコ世界農業遺産が、遺跡や建造物、自然が登録対象なのに対し、世界農業遺産は、現在も営まれている農業活動及び基盤となる生物資源・生物多様性を重視しています。次世代への継承を目指す点は共通しています。
Q4 「能登の里山里海」が評価された理由は?
能登半島は、長い農耕の歴史を持った地域であり、これらの歴史の中で農耕と伝統文化や祭礼、慣習が一体的に形成され今日においても色濃く残っており、里山里海の豊かな自然や文化を一体で維持していく価値が高く評価され、次世代に引き継ぐべき素晴らしい財産として認められました。
Q5 認定による地域のメリットは?
能登地域の知名度が国内外で高まることにより、観光資源としての活用、農作物のブランド化など、能登の魅力向上に大きく寄与するものと期待されます。
2013年6月に宝達志水町が加わり、現在、能登地域GIAHS推進協議会は能登地域4市5町で構成されています。
世界農業遺産Q&A
Q1 世界農業遺産とは?
正式名称は世界重要農業遺産システム(GIAHS:Globally Inportant Agricultural Heritage Systems)。国連食糧農業機関(FAO)が2002年から開始したプロジェクトで、各国の多様な農業の存在を積極的に評価し、これを維持・活性化する仕組みであり、次世代へ継承する仕組みであり、重要な農法や生物多様性等を有する地域を認定する制度です。
Q2 目的は?
世界的に重要な農業上の土地利用、景観、生物多様性の保全を推進すること。地域に古くから伝わる農業や伝統的・文化的資源を活用しつつ、生物多様性の保全や生物資源の持続的な利用を図ります。
Q3 ユネスコ世界農業遺産との違いは?
ユネスコ世界農業遺産が、遺跡や建造物、自然が登録対象なのに対し、世界農業遺産は、現在も営まれている農業活動及び基盤となる生物資源・生物多様性を重視しています。次世代への継承を目指す点は共通しています。
Q4 「能登の里山里海」が評価された理由は?
能登半島は、長い農耕の歴史を持った地域であり、これらの歴史の中で農耕と伝統文化や祭礼、慣習が一体的に形成され今日においても色濃く残っており、里山里海の豊かな自然や文化を一体で維持していく価値が高く評価され、次世代に引き継ぐべき素晴らしい財産として認められました。
Q5 認定による地域のメリットは?
能登地域の知名度が国内外で高まることにより、観光資源としての活用、農作物のブランド化など、能登の魅力向上に大きく寄与するものと期待されます。