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江戸時代から伝承される宝達山のめぐみ
紋平柿(もんべいがき)

紋平柿(もんべいがき)
生産者の声

独自の脱渋方法によって、やさしくフルーティな味わいになった紋平柿は、これまで食べたことのない柿として、多くの人を魅了しています。私自身も、この味にひかれて、オーナーとなって紋平柿を栽培しています。市場にあまり流通しないものの、年々口コミで注文が増え、収穫時期には根強いファンから問い合わせがあります。ぜひ、一度ご賞味いただければ、紋平柿の魅力が分かっていただけると思います。お求めの際は、生産組合までお問い合わせください。

宝達志水町の風景
紋平柿 紋平柿
栽培品種
  • 紋平柿
出荷時期
  • 11月10日頃~
生産背景

宝達山の麓、河原、山崎、東間地区などに自生する紋平柿を、各家庭でそれぞれ渋抜きを食べていました。「こんなに美味しい柿なのに、みんなの口に入らないのはもったいない」と町が紋平柿の魅力に着眼し、県や国に陳情したところ、平成元年に国の支援で山崎地区と東間地区に柿団地(柿畑)を造成。そこに紋平柿の木を植栽しました。同時に山崎生産組合が発足し、さまざまだった脱渋方法を統一し、商品化を目指しました。現在は約24ヘクタールの柿団地に、約500本の紋平柿を植栽。このように大規模な柿栽培を行うのは、全国でも稀。山崎の柿団地では、地元生産者の高齢化に伴い、オーナー制度を導入し、地元生産者に加え、約30人の個人生産者が栽培しています。


栽培の特徴

毎年11月上旬に収穫。その後、独自の脱渋作業が行われます。柿は、木から収穫した後もヘタから空気を吸うため、それを利用してアルコールをしみ込ませ、3日間25度の部屋に保管。その後、常温に約5日間保管し、アルコールをとばすことで渋みがとれ、濃厚な甘みの柿になります。長年培ってきたノウハウによって生み出されたこの脱渋は、一つひとつ全て手作業で行っているため、昔ながらの素朴で、やさしい味わいが今でも伝承されています。


紋平柿
山崎紋平柿生産組合(TEL:090-2122-2898)・JAはくい・町内各小売店

「紋平柿」とは?

江戸時代(1800年頃)、宝達山の麓、宝達集落の野村さん(紋平さ=屋号)が、屋根をふこうと作業していたところ、飛んできた柿の種を見つけて植えました。そして、収穫した柿の渋をとって食べたところ、とてもおいしかったため、子孫がその木を町の各地区に植えて広まったのが発祥とされています。紋平さが見つけたというその柿は、宝達山麓だけに自生する品種で、その歴史にあやかって「紋平柿」と名付けられました。現在、河原地区に樹齢約200年、東間地区に樹齢約100年、宝達地区に樹齢60年という木が残っていて、紋平柿の母樹として保存しています。


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