妙法輪寺の梵鐘・板碑【町指定文化財】

更新日:2021年02月01日

黒い瓦屋根の鐘撞堂に、大きな鐘が釣り下がっている写真
様々な大きさの平らな石がいくつも並んでいる写真
様々な形をした石造りの卒塔婆が並んでいるイラスト

妙法輪寺の梵鐘

梵鐘は、三代宮崎寒雉の鋳造で享保19年(1735)の銘があります。
妙法輪寺には、鎌倉時代からの遺物も保管されているほか、本堂は「末森合戦」によって焼け落ちたため、末森城廃城後に城の部材を一部使用して建てられたと伝わっています。(近隣のお寺には、同様な伝承を有します。)

また、境内には、県指定「妙法輪寺のナンテン」があります。県の天然記念物とともに見ていただければと思います。

妙法輪寺の板碑

鎌倉時代の双式板碑です。碑面に笠塔婆2基を並刻する外、6基は南無妙法蓮華教、1基は真言宗のものが見られます。真言宗から日蓮宗への変遷時の形態が見られます。
<研究上、考古資料とされる場合があります。>

見学は、妙法輪寺〈0767-28-4780〉までお問い合わせください。

板碑(いたび)

石造りの卒塔婆(そとば)。
鎌倉時代から江戸初期にかけて盛んに行われた、死者の追善供養のために建てられた平たい石の卒塔婆(そとば)。最上部を三角形に作り、その下に深彫りの横線を入れ、仏像・梵字(ぼんじ)、年月日・名前などを刻む。
(『大辞泉』より)

妙法輪寺の梵鐘・板碑【町指定文化財】施設情報一覧
住所/所在地 石川県羽咋郡宝達志水町麦生ニ196
連絡先 妙法輪寺
0767-28-4780

この記事に関するお問い合わせ先

商工観光課
〒929-1492
石川県羽咋郡宝達志水町子浦そ18番地1
宝達志水町役場 2階

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ファックス番号:0767-29-4623

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