末森城跡【県指定文化財】


末森山(標高138.8メートル-3等三角点)にある中世から近世初期の山城跡です。
現在は本丸門の礎石、通称「本丸」、「二の丸」「若宮丸」のあった跡や、空堀が草叢ながら歴然と遺っています。
天正12年(1584)越中富山城主 佐々成政による攻撃を受けましたが、城主 奥村永福がこれを死守し、前田利家の来援により落城を免れています。
この戦いが加賀百万石の基礎となったと伝わる「末森合戦」です。
昭和59年度から城郭分布踏査を開始。
60年度から3カ年で城域の踏査・測量、城郭の一部発掘調査を国庫補助を得て実施し、約36ヘクタールの踏査範囲の内、主要郭の本丸から若宮丸部分が石川県の史跡指定となっています。
城郭南側国道沿いに案内板、本丸に説明板を設置し、登山道(個人作業用林道)に道順案内表示と、主要郭である、「本丸」「二の丸」「若宮丸」にそれぞれ標柱を設置いたしました。
【参考】
山麓に駐車場を2か所設置しています。
史跡内は私有地のため徒歩でお願いします。
上段駐車場から本丸まで15分。下段駐車場〈簡易トイレ〉から本丸まで20分。
【お知らせ】
令和6年10月から11月にかけて登城道で工事を実施します。
工事車両が出入り致しますので見学はご遠慮ください。
住所/所在地 | |
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連絡先 | 宝達志水町埋蔵文化財センター 電話番号:0767-28-5180 ファクス:0767-28-2483 |
駐車場 | 山麓に駐車場2か所設置 上段駐車場から本丸まで15分 下段駐車場〈簡易トイレ〉から本丸まで20分 |
この記事に関するお問い合わせ先
商工観光課
〒929-1492
石川県羽咋郡宝達志水町子浦そ18番地1
宝達志水町役場 2階
電話番号:0767-29-8250
ファックス番号:0767-29-4623
更新日:2024年10月02日