木造千手観音立像【町指定文化財】

更新日:2021年02月01日

木の箱の中に、金の頭飾りをした観音像が両手を合わせている写真

室町期 作者不明(室町時代に造られた仏像は、現存数が僅少)
像高:94センチメートル
本躰:ヒノキ一木作り、彫眼、素地仕上げ
台座:ヒノキ寄木作り、漆箔仕上げ

地髪部に化仏を植えつけてあり、天冠及び天冠台は彫り出されています。目は彫眼とし、耳朶は環状となっています。
復原に際しての調査で、両腕は後年に一度切り取られ、十一面観音に直された跡が発見され、本来は千手観音であったことが判明した事から、今回の修理において千手観音像の復原をお願いいたしました。しかし、後背の千手は残存していなかったため復原は出来ませんでした。

平成19年3月の能登半島地震により被害を受け、財団法人住友財団の助成を得て修復いたしました。
(修復:楽浪文化財修理所)

木造千手観音立像【町指定文化財】施設情報一覧
住所/所在地 石川県羽咋郡宝達志水町菅原サ6
連絡先 0767-22-3773(遍照坊 檀家総代 沢田まで)

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