ぶどう

更新日:2021年02月01日

籠の中に、大粒の紫色のぶどうが一房入っている写真
一房づつ箱に詰められたぶどうが陳列されている写真
ぶどう棚の枝に生っている緑色のブドウの写真

砂地栽培の美味しさ、県最高峰ブランドも生産

ぶどうは手塩をかけた分だけ、甘みたっぷりの果実が実っていきます。ルビーロマンはまだ開発過程の品種で出荷量も少なく、一般の方が手にする機会はまだ少ないです。ですがさまざまな工夫を凝らし、年々商品化率が上がってきています。ルビーロマンの美味しさを少しでも多くの人に味わっていただきたいと、農家さんたちは毎年気持ちを新たにして取り組んでいます。

概要

ぶどうの詳細
栽培品種
  • デラウエア
  • ルビーロマン
  • 巨峰
  • シャインマスカット ほか
出荷時期
  • デラウエア・ルビーロマン
    7月上旬~8月中旬頃
ハウス栽培によって、出荷期間を拡大しています。

生産背景

同町では、昭和25年からデラウエアの栽培が始まりました。当初、近隣の旧高松町でデラウエアが栽培されていて、そこから伝承されたといわれています。現在は、柳瀬、出浜、北川尻などで約25件の農家が栽培しています。生産量の約7割を占めるデラウエアをはじめ、石川県ブランドのルビーロマンや大粒の巨峰、マスカットなど、さまざまな品種を栽培しています。石川県開発ブランドであるルビーロマンは、平成18年から一般農家で栽培され始め、現在も開発途中であるものの、年々商品化率が上がっています。

栽培の特徴

宝達志水町のぶどうは、砂地の畑で栽培しています。ぶどうは水分を吸いすぎると実が割れてしまうなど、水分調整が難しい農産物。そのため、水はけのいい砂地は水の管理がしやすく、ぶどう栽培に適しています。
また、ハウス栽培によって、雨や風などの自然の変化からデリケートな果実を守り、愛情を込めて生育しています。同時に、ハウスの使用は、露地栽培よりも収穫時期を早めることができ、出荷期間の拡張も実現しています。

ルビーロマンとは?

石川県が10年以上の歳月をかけて開発してきた高級ぶどう。一粒が大きく、果皮が赤いため、「ルビーロマン」と名付け、石川県がブランド化に取り組んでいます。石川県では、宝達志水町(羽咋)を含め、5つの地域で栽培しています。ルビーロマンは、重さ、色、糖度など厳しい出荷基準があり、その品質検査をクリアするのは生産量の約3割とのこと。その希少性から最高級品は1房10万円という高額で取引されることもあります。現在では、金沢・大阪・東京の3市場に加え、JA全農いしかわでネット販売も行い、主に料亭や菓子店などに卸しています。

販売店・生産者

円形の中に山や木などが描かれたイラスト(JAはくいのサイトへリンク)

JAはくい

小さいサイズの、網ぶどう園の看板の横に白いビニールハウスが並んでいる写真(網ぶどう園のページへリンク)

網ぶどう園

小さいサイズの、緑の実をつけたぶどう棚の奥にぶどうの直売所が開店している写真(さかもと葡萄園のページへリンク)

さかもと葡萄園

小さいサイズの、果物ののぼりや看板の後ろに平屋の直売所が建っている写真(押水特産直売所のページへリンク)

押水特産直売所

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この記事に関するお問い合わせ先

商工観光課
〒929-1492
石川県羽咋郡宝達志水町子浦そ18番地1
宝達志水町役場 2階

電話番号:0767-29-8250
ファックス番号:0767-29-4623

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