紋平柿(もんベいがき)

更新日:2023年11月14日

木の枝に柿がなっている写真
大量の柿がなっている樹の下に人がいる写真
柿のなっている木が群生している写真

江戸時代から伝承される宝達山のめぐみ

独自の脱渋方法によって、やさしくフルーティな味わいになった紋平柿は、これまで食べたことのない柿として、多くの人を魅了しています。市場にあまり流通しないものの、年々口コミで注文が増え、収穫時期には根強いファンから問い合わせがあります。ぜひ、一度ご賞味いただければ、紋平柿の魅力が分かっていただけると思います。

概要

紋平柿(もんベいがき)の詳細
栽培品種 紋平柿
出荷時期 11月10日頃~

生産背景

宝達山の麓、河原、山崎、東間地区などに自生する紋平柿を、各家庭でそれぞれ渋抜きを食べていました。「こんなに美味しい柿なのに、みんなの口に入らないのはもったいない」と町が紋平柿の魅力に着眼し、県や国に陳情したところ、平成元年に国の支援で山崎地区と東間地区に柿団地(柿畑)を造成。そこに紋平柿の木を植栽しました。山崎地区、東間地区に生産組合が発足し、さまざまだった脱渋方法を統一し、商品化を目指しました。現在、東間生産組合では紋平柿をふるさと納税の返礼品としても提供しており、ご好評いただいております。山崎生産組合は現在、解散しておりますが、個人の農家さんが生産・販売を継続しています。

栽培の特徴

毎年11月上旬に収穫。その後、独自の脱渋作業が行われます。柿は、木から収穫した後もヘタから空気を吸うため、それを利用してアルコールをしみ込ませ、3日間25度の部屋に保管。その後、常温に約5日間保管し、アルコールをとばすことで渋みがとれ、濃厚な甘みの柿になります。長年培ってきたノウハウによって生み出されたこの脱渋は、一つひとつ全て手作業で行っているため、昔ながらの素朴で、やさしい味わいが今でも伝承されています。

販売店・生産者

円形の中に山や木などが描かれたイラスト(JAはくいのサイトへリンク)

JAはくい

円形の中に山や木などが描かれたイラスト

町内各小売店

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