人と動物のより良い関係をめざして「飼い主さんの心得」

令和4年4月「石川県動物の愛護及び管理に関する条例」が施行されました

【条例の目的】

動物は、飼い主にとって家族の一員として生活に潤いを与えてくれると同時に、命の大切さを教えてくれるかけがえのない存在です。 一方で、人による動物への虐待や遺棄、不適正な飼い方による人への迷惑行為なども問題視され ているところです。

県では、人と動物がより良い関係で暮らしていける地域社会をつくることを目的に、 「石川県動物の愛護及び管理に関する条例」を令和4年4月から施行しています。

【県が推進する施策】

1 動物の愛護や正しい取扱いについて、県民への普及啓発を行います 2 収容した犬猫の殺処分をなくすことを目指すため、返還や譲渡を推進します 3 市町やボランティアなど多様な主体と連携し、施策を推進します

飼い主さんの心得

1 最後まで大切に飼う 動物の種類や習性などを正しく理解し、動物がその命を終えるまで適切に飼い続けましょう

2 迷惑をかけない 鳴き声や毛、羽毛などの飛散、臭い、排泄物など、日頃から周囲の方への配慮を心掛けましょう

3 増やしすぎない 飼っている動物が増えすぎて管理ができなくなることがないように不妊・去勢手術をしましょう

4 飼い主を明らかにする 飼い主がわかるよう、首輪や迷子札、マイクロチップ等をつけましょう

5 有事に備える 災害時にペットを守れるのは飼い主だけです。日頃からペットフードの保管や、災害時を想定した社会化やしつけが重要です

6 犬は放し飼いにしない 人に危害を加えないよう、犬は放し飼いをしないようにしましょう。 放し飼いにした場合、10万円以下の罰金に処せられる恐れがあります

7 飼い猫は家の中で飼う 外は猫にとって危険がいっぱいです。近隣に迷惑をかけない為にも、家の中で飼うようにしましょう

犬や猫を合わせて6頭以上飼う場合、届出が必要になります！

＜届出の対象となる飼育頭数＞（※犬、猫ともに生後91日齢未満のものは除きます）

犬猫の合計が6頭以上 例）犬3頭と猫3頭を飼っている場合 → 合計6頭以上となるため届出をお願いします

＜届出の期限＞ 届出の対象となった日から30日以内

＜届出先＞ 能登中部保健福祉センターに届出書を提出してください。（七尾市本府中町ソ27番9）

犬や猫の健康や安全を守るとともに、周辺の生活環境を保全するための制度ですので、 ご協力をお願いします。

注)届出をしない場合や虚偽の届出をした場合は、5万円以下の過料が科せられることがあります