宝達志水町の農産物 はとむぎ
6次産業を実現した新たな農産物 はとむぎ

生産者の声
宝達志水町ではとむぎの生産が始まって2年目。まだまだ勉強中ですが、1年間で生産量が倍に増えました。生産したはとむぎは加工し、その後、お茶などに製品化されて、町のスーパーに並んでいます。このようにはとむぎは、生産から加工・製品まで手掛ける6次産業の取り組みを実現した産物です。私たちが作ったはとむぎが、これからどんな製品に使われて、どんな特産物が生まれていくのか、私たちも楽しみにしています。


栽培品種
あきしずく
出荷時期
10月中旬
生産商品
- はと麦茶
- ブレンド茶
- はと麦焼酎
- 化粧水 など
生産背景
富山県氷見市は、国内有数のはとむぎの産地。その指導のもと、JAアグリはくいでは、平成22年からはとむぎ栽培を行っていました。はとむぎはイネ科の植物で、水田での栽培に適していることから、転作作物として推奨し、翌年平成23年から一般農家でも栽培されるようになりました。現在9件の農家で栽培。新しい農産物のため、専用機械を保有していない農家に対しては、JAが作業をサポートして、生産量の拡大に努めています。国内で使用するはとむぎは、輸入品に頼っているのが現状。ですが、お茶ブームに加え、付加価値をつけた商品づくりによって、国産はとむぎの需要は高まりを見せています。
栽培の特徴
5月中旬に種を撒いたはとむぎは、収穫期の9月中旬には約1メートル80センチメートルぐらいの大きさになります。そして、緑の葉の中にしいの実ぐらいの大きさの茶色の実がつき、これがはとむぎです。刈り取られたはとむぎは、JAアグリはくいの施設で、乾燥・選別。その後、選別されたはとむぎは、皮をむいて、使用用途に合わせて加工されていきます。現在は生産量が少ないため、JAアグリ氷見と提携して商品づくりを行っています。
販売先 はとむぎ茶
町内各小売店
この記事に関するお問い合わせ先
農林水産課
〒929-1492
石川県羽咋郡宝達志水町子浦そ18番地1
宝達志水町役場 1階
電話番号:0767-29-8240
ファックス番号:0767-29-3277
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更新日:2023年09月13日