中西進氏の書を展示しています
万葉集研究の第一人者で、元号「令和」を考案したとされる国文学者、中西進氏の書が、さくらドーム21メディアホール(町立図書館横)に展示されています。
展示されている書は万葉集の「庭の中の華の歌」の一首で、越中に単身赴任中に読まれた大伴家持の心情を表しています。
大伴家持(能登の国守)は国府のある伏木方面から臼が峰(氷見市西方と宝達志水町の山境)を山越えし、之乎路(志雄路)へ。現在は臼が峰往来と呼ばれています。臼が峰往来を経て能登を巡行・視察し、能登を詠んだ歌5首を万葉集に掲載していることから研究者の中西先生とのご縁があり、直筆の書を展示しています。







更新日:2025年12月12日