いちじく

更新日:2021年02月01日

半分にカットされたイチジクとカットされていない赤や緑のイチジクの写真
青いゴム手袋をした人が発泡スチロールの箱にイチジクを詰めている写真
皿にイチジクが盛られている写真

県内一の生産地 デリケートな実を愛情で育む

いちじくは一枚の葉に一つの実がつき、そこから栄養を吸い、甘みが増していきます。そのため、完熟になるまで枝に実をつけていたいちじくは、収穫直前まで栄養を吸収するため、格別なおいしさです。当町では直販をしている農家が多く、完熟のおいしさを味わっていただこうと、食べる日を配慮しながら収穫しています。一度完熟いちじくを食べた方は、「あの味が忘れられない」とリピート注文をすることが多く、自信をもっておすすめします。ぜひ、完熟の味わいをご賞味ください。

概要

いちじくの詳細
栽培品種
  • 桝井ドーフィン
    生産量 No.1
  • ビオレソリエス(黒イチジク)
    果皮が黒色で、果実は赤い。おしりから蜜が出ているのが完熟の印。
  • バナーネ(緑色のイチジク)
    さっぱりとした味わい、サラダなど料理にも適する。
  • カドタ(小粒・白イチジク)
    実が小さく果肉が白い。
出荷時期
  • 桝井ドーフィン/バナーネ/カドタ
    8月下旬~11月中旬
  • ビオレソリエス
    9月下旬~11月中旬
ハウス栽培は、8月上旬~

生産背景

昭和47年、数名の農家が水田転作として、いちじくを導入したのが始まりです。主な産地は、紺屋町、北川尻、免田、上田、河原など、宝達山の麓です。現在は、約50件が部会に加入。宝達志水町のいちじく生産者は、農家同士のつながりが強く、生育状況や栽培ノウハウなどを活発に情報交換しています。栽培放棄の畑が出ると他の農家がその畑を維持するため、作付総面積が減ることはありません。また、生産ノウハウも伝承され、農家同士の絆が県下一の生産量を支えているといえましょう。

栽培の特徴

いちじくの枝は、どこからでも芽が出てくるほど生命力が強いのが特徴です。その反面、実はやわらかくデリケート。葉でこすられるだけで傷になるので、各農家では実を守るために、枝の仕立て方を工夫しています。枝におもりをつけたり、杭でひっぱったりして、「H型」「盃状型」「一文字型」などの形にしていきます。これは、実が大きくなっても葉があたらないように、また日当たりを考慮し、畑にあった形に枝を仕立てていきます。また、枝の揺れを防ぐために、枝の周りにロープを巻き付け、枝の補強も行っています。さらに、いちじくは肥料をたくさん吸う農産物で、肥料不足になると実の形が変形してしまいます。このように枝の形づくりから肥料の散布まで、生産者の愛情や手がかかっている分だけ、甘い実を実らせてくれるのです。

販売店・生産者

円形の中に山や木などが描かれたイラスト(JAはくいのサイトへリンク)

JAはくい

イチジクを直売している押水特産直売所の写真(押水特産直売所のページへリンク)

押水特産直売所

円形の中に山や木などが描かれたイラスト

生産農家からの直販

加工品

ガラスケースの上に押水名物のいちじくの里が置かれている写真(いちじくの里のページへリンク)

いちじくの里

瓶詰めされた押水名物のいちじくジャムの写真(いちじくジャムのページへリンク)

いちじくジャム

皿に乗せられたいちじくクレープの後ろにイチジクが置かれている写真(いちじくクレープのページへリンク)

いちじくクレープ

パイの後ろに無花果パイのパッケージが置かれている写真(宝達山無花果パイのページへリンク)

宝達山無花果パイ

後ろに無花果があり手前にいちじくタルトの上部分が写されている写真(いちじくクレープのページへリンク)

いちじくタルト

無花果が使われているロールケーキの1カットが皿の上で横に置かれている写真(ロール慶次のページへリンク)

ロール慶次

無花果おだまきがお盆の上に5色分置かれている写真(能登名物おだまきのページへリンク)

無花果おだまき

この記事に関するお問い合わせ先

商工観光課
〒929-1492
石川県羽咋郡宝達志水町子浦そ18番地1
宝達志水町役場 2階

電話番号:0767-29-8250
ファックス番号:0767-29-4623

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